7月12日種蔵棚田の石積みの草取りのお手伝いをしてきました!
ぎふの田舎応援隊活動報告♪
〈活動日〉2025年7月12日(土曜日)
〈活動場所〉飛騨市宮川町種蔵集落
〈活動団体〉種蔵を守り育む会
★種蔵棚田の石積みの草取りのお手伝いをしてきました!
本日の応援隊の参加者は8名、総勢15名の参加者で作業を行いました。
今日は2021年以来、種蔵では久しぶりの石積み草取り作業!棚田の石積みから生えてくる草を取り除かないと景観を損ねるうえに、草の根がやがては石積みを崩してしまいます。地道ではありますが、棚田の保全にとっては不可欠な作業です。
作業場所の高台の棚田にいるのは私たちだけで、他に人も家もありません。あたりは静まり返り、草取りに熱心になりつつもゆったりとした時間が流れていました。種蔵ではいろんな団体が集まり大人数で作業するのが常ですが、今日はこじんまりとした少数の仲間たちで、終始アットホームな空気が漂っていました。
休憩中は、「種蔵を守り育む会」の幅(はば)会長から歴史のお話。正面に見える山には「隠し田」があり、縄文時代から人が生活していたことがわかっているそうです。さらに飛騨高山と富山を結ぶ越中西街道が通っており、円空や弘法大師(空海)も歩いたそうです。はるか昔の時の流れに思いを馳せました。
作業した棚田はそば畑として活用されており、近々種まきが行われます。集落内に点在する「板倉」には、昔から穀物や家財を保管していました。家が燃えても倉は燃やすな、という教えで古くは260年ほど前のものが今でも大切に残されています。
高台から車で下っていく道中、集落の景色をみんなで眺めながら、参加者さんの「本当にいいところ。生きててよかった。」というしみじみとした呟きが聞こえてきました。大げさではなくそう思える瞬間があること。いつも私たちに豊かさをもたらしてくれる、種蔵の景色と人々に感謝です。
〈参加者の感想〉
・夏の種蔵に初めて来ました。自然の美しさに改めて感激しました。
・種蔵は保存すべきすばらしい所。
・また、きます。
最後の方に載せている写真は棚田のビフォーアフター。すっきりとした石積みの様子がなんとなくわかるでしょうか?
活動に参加していただいた皆様、ありがとうございました!
担当 河合
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更新日:2025年07月18日