3月2日棚田のあぜに設置してあるLEDの片付けをお手伝いしてきました!

ぎふの田舎応援隊活動報告♪

〈活動日〉2023年3月2日(木曜日)

〈活動場所〉坂折棚田

〈活動団体〉NPO法人恵那市坂折棚田保存会

集合写真

棚田の持つ多面的機能が見直されている今日、石積み棚田の保全が今後の大きな課題となっています。美しい坂折棚田の石積みを未来に残す為のお手伝いをお願いします。

本日の応援隊の参加者は4名、総勢10名の参加者で作業を行いました。

 

恵那市の坂折棚田では、毎年6月頃に「灯祭り(ともしびまつり)」を行っています。提灯や浴衣を身に着けて、LEDライトが設置された幻想的な雰囲気の棚田を歩き、田の神様にその年の豊作をお祈りします。

今回の応援隊作業では、LEDライトの片付けを行いました。何枚もの棚田からライトを回収してこなければなりませんが、皆さんてきぱきと取り組まれて、あっという間に終わってしまいました。

 

移動中には、保存会の方から棚田にまつわる非常に詳しいお話を聞くこともできました。全部が同じに見える石積みでも、よく見るとその背景には色々な意味があることが分かります。動かせないような大きな石があった場所は、苦労してその上に石積みが組まれていたり、作業中の足場にするために石積みを二段重ねにしていたり…。普段何気なく目にするものでも、少し解像度を上げてその背景や事情を想像すると、面白く見えてくるんだなと思いました。

 

LED回収後は石積みの草取り作業を行う予定でしたが、雨の心配があったため、近くの炭焼き小屋から炭を出し、選別する作業を行いました。草取りよりも、こちらの方がかなり貴重な体験になったのではないでしょうか?木材を炭焼き小屋の中で3日ほど火入れすると炭ができますが、炭がどうやって出来るのかということも、普段なかなか考えたこともないと思います。また、一見同じような黒い炭でも、火入れが不完全だった炭はまだ重さが残っていたり木材の茶色い色が残っていたり、選別を行ううちに違いが分かるようになってきました。

 

今回は棚田を味わう以外にも炭焼き小屋の体験も出来て、盛りだくさんの一日でした。坂折棚田は非常に面積が広く立派な棚田です。今日も道行く人々が、幾度も写真を撮っていかれていました。

 

〈参加者の感想〉

・元々田舎の生活に興味があったため参加した。棚田が地域の人々の努力で守られていることが実感できた。

・雄大な景観の中で、非日常の体験ができるのがよい。

 

活動に参加していただいた皆様、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします!

担当 河合

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#ぎふの田舎応援隊 #ぎふの田舎へいこう #ぎふいな #ボランティア

作業風景1

作業風景2

作業風景3

作業風景4

作業風景4

作業風景5

更新日:2023年03月14日